
結論:2枚の絵の飾り方で押さえるのは、①レイアウト(横並び・縦並び・高さ差をつける)、②高さ(目線の高さ・ソファ上は背もたれから20〜30cm上に下辺)、③間隔(5〜10cmが目安)、④統一感(フレーム・テーマを揃えて2枚をひとつに見せる)の4点です。賃貸ならコマンドフックやホッチキス式で壁に穴を開けずに試せます。
1枚の基本(高さ・サイズ選び・場所別)は絵画の飾り方ガイド、3枚以上のギャラリー壁・アートパネル3連は3枚の絵の飾り方にまとめています。本記事は「2枚だけ」のレイアウト・間隔・バランス・賃貸対応に絞って解説します。
- 横並び: ソファ上・横長の壁向き。中心線か下辺を揃える
- 縦並び: 縦長スペース・玄関向き。天井が高く見える
- 高さ差(ずらし): 動きを出したいとき。2枚全体の中心を壁の中心に
- 高さ: 床から145〜150cm(目線)が基本
- 間隔: 5〜10cm目安。2枚合計幅はソファの約2/3〜3/4
- 賃貸: コマンドフック・ホッチキス式・立てかけ
- 2枚の飾り方と「1枚・3枚」との住み分け
- 基本レイアウト(横並び・縦並び・高さ差)
- 高さ・間隔の具体的な目安
- サイズが違う2枚の合わせ方
- テーマ・フレームで統一感を出す方法
- 賃貸で壁を傷つけない飾り方
- リビング・玄関・廊下での場所別配置
- 2枚はどんな並べ方がある? — 横並び・縦並び・高さ差の3パターンが基本。横並びがいちばん失敗しにくいです。
- 間隔は何cm? — 5〜10cmが目安。2枚の合計幅がソファ幅の2/3〜3/4程度に収まるとバランスがよいことが多いです。
- サイズが違う2枚は? — 中心線か下辺を揃えると自然にまとまります。意図的にずらして大小の対比を楽しむのも一手です。
- 賃貸で穴は開けられる? — 画鋲程度は経年劣化扱いの物件もありますが、契約次第。不安なら貼ってはがせるフックが安心。
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2枚の絵の飾り方|1枚・3枚との住み分け
azamiarts では「絵の飾り方」を枚数別に記事を分けています。
- 絵画の飾り方ガイド — 1枚の基本(場所・高さ・サイズ・額・照明の全体像)
- 本記事 — 2枚だけのレイアウト・間隔・バランス・賃貸対応
- 3枚の絵の飾り方 — 3枚以上のギャラリー壁・アートパネル3連・リズミカルな配置
「1枚では物足りない、でも3枚は多すぎる」——2枚の飾り方には、1枚とも3枚とも違う2枚ならではのバランス感があります。シンプルだからこそ、間隔と高さの合わせ方が仕上がりを左右します。
2枚の絵の飾り方|基本レイアウト
横並び(水平)
いちばん定番。ソファの上など横長の壁に向きます。中心線を揃えると整った印象、下辺を揃えるとリラックスした印象になります。サイズが違っても、どちらかを揃えればまとまりやすいです。
2枚の合計幅がソファ幅の約2/3〜3/4を目安にすると、両側に余白が生まれバランスがよいです。テレビの横の空き壁に横並びにするのも定番の配置です。
縦並び(垂直)
柱の横・廊下など縦長スペース向け。天井が高く見える効果があります。2枚の左辺・中心・右辺のどれかを揃えると整います。同じシリーズや、前後・上下関係があるペアの2枚に向いています。
高さ差をつける(ずらし)
2枚の高さをあえてずらし、動きを出す方法です。コツは、2枚全体をひとつの塊とみなし、その中心が壁のよい位置に来るようにすること。高さの差は5〜15cm程度から試してみてください。先に大きい(または主役にしたい)1枚の位置を決め、もう1枚を添える順で考えると決めやすいです。
高さ・間隔・バランス
飾る高さ
一般には床から145〜150cm(座ったときの目線の高さ)に絵の中心が来る位置が基本です。
- ソファ上: 背もたれから20〜30cm上に下辺。座って頭が当たらない余裕も確認
- 玄関: 立った目線よりやや低めでもOK(通過動線に注意)
- 縦並び: 2枚の中心点がおおむね145〜150cmに来るよう調整
マスキングテープで壁に印をつけてから取り付けると、「穴を開けてからずれた」という失敗が減ります。
絵と絵の間隔
目安は5〜10cm。絵が大きいほど広めに取ります。2枚が離れすぎると「別々の絵が2枚」という印象になるため、まずは7cm前後を起点にして実際に並べて確認してください。額の素材や色が同じだと、多少間隔があっても「セット」に見えやすくなります。
サイズが違う2枚の合わせ方
- 中心線を揃える: 整い感が出る。額の素材が違っても統一しやすい
- 下辺を揃える: 横並びで落ち着いた安定感
- 意図的にずらす: 大きい1枚を主役に、小さい1枚を脇に添える。大小の対比が動きになる
同じフレームやテーマで揃えるだけで、サイズの違いは気にならなくなることも多いです。
テーマとフレームで統一感を出す
2枚を「ひとつのセット」に見せるには、共通項をひとつ決めるのが近道です。
- 同じフレーム: 中身がバラバラでも、額の色・素材・太さを揃えると一気にまとまる
- 色・テーマ: 「ブルー系2枚」「植物モチーフ2枚」「旅の写真2枚」など共通項を決める
- 余白(マット): 同じ幅の白マットを入れると、異なる作品でも揃って見える
ポスター・プリント類は、ガラス入り額にマット(台紙)を入れると作品とフレームの間に余白が生まれ、小さな2枚でも存在感が増します。キャンバス作品を2枚飾るときの金具・厚みの扱いはキャンバスボードの飾り方を参考にしてください。
賃貸でも壁を傷つけない飾り方
画鋲程度の小さな穴は経年劣化扱いの物件もありますが、契約内容は要確認。穴を避けたい場合の選択肢:
- コマンドフック等: 貼ってはがせるタイプ。2枚の合計重量が耐荷重以内か要確認
- ホッチキス式フック: 跡が小さく、石膏ボード壁向け
- 立てかけ: 棚・チェストの上に置くだけ。穴もフックも不要
壁に穴を開けない具体的な方法・金具の種類・耐荷重の選び方はおしゃれな絵画の飾り方(賃貸)で詳しく解説しています。重複を避けるため、本記事では賃貸向けフックの概要のみ触れます。
- 3M コマンド フック(小型・貼ってはがせる) — 軽いアートパネル・ポスター額向け。2枚分の合計重量と耐荷重を確認
- ホッチキス式壁掛けフック(耐荷重3kg・3個入り) — 石膏ボード・賃貸向け。2枚それぞれに1個ずつが目安
※2枚の重さを合計してから耐荷重を選んでください。リンクはAmazon.co.jpのアフィリエイトリンクです。
場所別の飾り方
リビング・ソファ上
- 横並び: 高さは背もたれ+20〜30cmに下辺。2枚の合計幅はソファの約2/3〜3/4目安
- 大きな壁: 2枚の間に余白を多めに取り、縦並びや高さ差で動きを出す
- テレビ横: テレビと並ぶ壁に横並びで添える。落ち着いた色の作品が画面に負けにくい
玄関
縦長の壁なら縦並び、靴箱の上に小さなパネル2枚を横に並べる方法も。玄関は「家の顔」なので明るくポジティブな作品が向きます。電池式スポットライトで2枚を照らすと夜の印象がぐっと引き締まります。
廊下・寝室
廊下の縦長スペースには縦並びが自然です。寝室なら落ち着いた色・テーマの2枚で統一感を出すと、安眠を妨げない空間になりやすいです。ベッドのヘッドボード横に縦並びにするのも定番の配置です。
2枚ならではの楽しみ方
145cmや5cmの数字は失敗しにくいヒントであり、絶対ルールではありません。意図的に低い位置に飾る、間隔を詰めて1作品のように見せる——理由があればそれもありです。
大切なのは見ていて心地よいか。床に並べて試し、マスキングテープで位置を決めてから取り付ける——その過程も楽しんでください。2枚が決まって3枚目を加えたくなったら、3枚の絵の飾り方へどうぞ。



